日本列島 〜いきもの達の物語〜

相葉くんが、「ぜひ子供に見てほしい」みたいなこと言ってたから、息子と行ってきました。

はじまった途端に、「ママ、あいばだよっ!」「しーっ!」みたいな会話が恥ずかしかったです…。 
以下、感想です!


好感持てる映画でした。
どうだ!すごいだろ!みたいな感じがなくって。映像がとにかく綺麗でした。風景も動物たちも、ひとこまひとこま、絵になるように撮ってあった。場所が日本だというところが、思いのほか親近感湧きました。

印象に残っているのは、小猿の表情、冬の厳しさ。
冬ってほんとうは生き物にとってこんなに厳しいものなんだ、っていう当たり前のことを実感した。
わたしたち、ヌクヌクしてるなぁって。

キタキツネは想像よりずっと野生的でかっこよかったし、
タンチョウヅルの舞いはほんとうに美しくて息を飲みました。
日本の鶴って、こんなに迫力あって美しい生き物なんだな。

あと、屋久島にどうしても行きたくなりました。
あのモリモリした湿った森に行ってみたいなぁ。

ぜいたくを言えば。
母と子の絆をクローズアップされているので、そればかり飽きたな…って思う部分もちょっとあった。絞ったから良かったとも言えるし、好みの問題だけれども。
あと四季にわけて追っているのはわかるんだけど、切り替えが早すぎて、もっとひとつをじっくり見たいなーと思ったりもした。

相葉くんのナレーション素敵でした。
最初、大音量で相葉くんだったから「わっ。相葉くんっ。」って思ったけど、すぐにそんなことは気にならなくなって穏やかな声がするっと耳に内容を伝えてくれる。
それは相葉くんの、努力の結果なんだろうなぁと思った。
ナレーションがあまりに何かの感情に寄っていたりすると、思わず反発したくなったりするんだけど、それが全然なかった。
最後の「仲間なんです」みたいなところも、違和感なく聞けた。
あそこが相葉くんのナレで良かったな。

動物の映像って今はテレビでたくさん見れるから、動物の映画って難しいなぁと思う。
でも夏に「ライフ」を見たときよりも、息子は最後までちゃんと見ていました^^